【問】
2026年の梅雨頃から運用を目指して、「〇〇警報」と「○○特別警報」の間に設定される予定の防災情報は何でしょう。
【答】
危険警報
これまでは、注意報→警報→特別警報の順でしたが、甚大な被害が起こった際に様々な名称や仕組みが追加されたことで統一感がない物になっていました。そこで、2026年の梅雨頃から、注意報→警報→危険警報→特別警報として統一した形にするそうです。名称など細かい点は変わるかもしれませんが、関連する事項は閣議決定したので、おそらく実現するでしょう。
さらに注意報の前には、警報級の現象が5日以内に発生しそうな際に発表する早期注意情報というものを決め、先程の4つと合わせて、レベル1~5までの形で運用します。
また、自治体の発表する避難情報は、レベル3高齢者等避難・レベル4避難指示・レベル5緊急安全確保のように5段階の指示になっていたので、こちらと段階数もそろうことで、よりわかりやすくなります。
ただ制度をいくら改めても、それを利用する私たちのアンテナが低くては意味がありません。災害を他人事とはとらえずに、ハザードマップで避難所や逆に近づくべきでない場所を確認したり、ローリングストックで非常食を管理したりするなど、もしもの事態に常に備えておくことが大切です。
(五日市教室T)

