畑のありんこ(291)

2013053109570000クワの実が熟してきました。
今年で植えて三年目。一旦大きめに育ててみたら、実をとるのが大変なのなんの。脚立がいります。
でも数はかなりなりました。
今年は生食だけでなく、ジャムやクワ酒づくりにも回せそうです。

鳥の視力は鋭いらしい。
上空からも小さいものがよく見えるだけでなく、人間より一つ多い4色型色覚であることがわかっていて、赤、緑、青に加え紫外線も見えるそうです。
どんな世界に見えるんだろう。
昼に活動する鳥類とちがって、哺乳類は夜行性のものが多かったため、視覚より嗅覚を発達させていったグループなんだそうです。鳥は嗅覚には鈍感らしい。
生物の進化の必然に目を開かれる思いです。

餌の少ない冬場に赤い実をつけるのは鳥に食べて運んでもらうための植物の生存戦略というわけです。
うーん、赤い実には確かににおいがない気がする。
いっぽう、夏は昆虫も多く、食性が動物質のものに動く鳥も多い。
ヒヨドリもそうですね。
ただ、甘い実はおいしいので、一度場所を覚えるとよく食べにきます。
ブルーベリーの網にかかっていたのを網を切ってまでして助けてやったこともありました。
今、クワの実が狙われています(笑)。

でも赤い実ではなくて、黒く熟したやつをつついてますね。
黒い方がおいしいってばれたか。赤い方はまだ未熟果なのでおいしくないもんな。
一度学習されると始末が悪い(笑)。

こないだ、廿日市の木工祭りにいってきました。
材木の競りが恒例で、これを楽しみにしているのですが、木工好きが集まります(自然、年配の方が多いですが)。
中に色も木目もきれいなクワの一枚板がありました。
あれ、ほしかったなあ。値が上がると勇気もいる(苦笑)。
結局サザンイエローパインの板を1枚競り落として帰りました。
結構長くてワゴン車に積めなくて困りました(笑)。
何作ろうかな。

(五日市教室A)