気になるニュース第15回「古紙なんてはいってないぜ?」

第15回森林.jpg【問題】
循環(じゅんかん)型社会を目指すために、公的機関が率先して環境に配慮(はいりょ)した物品を購入(こうにゅう)することを定めた法律を何といいますか。



【解答】
グリーン購入法

2001年4月より施行された法律です。
簡単に言うと、環境に優しい商品を買うようにしましょう、というものですね。
たとえば、国や独立行政法人に対して、古紙割合100%のコピー用紙を購入するよう義務づけるとともに、地方自治体や企業、国民にもそれを求めています。
環境に負担の少ない商品には、エコマークグリーンマーク再生紙使用マークといった「環境ラベル」が使用されています。
年賀はがき(インクジェット紙を除く)にも、右下に「再生紙はがき」と書いてあったのに気づいた人もいるかもしれません。
ところで、複数の大手製紙会社において、年賀はがきやコピー用紙などの古紙配合率が基準より大きく下回っていたことが発覚し、問題となっています。
この問題、「エコ偽装」と呼ばれています。
各製紙会社は「古紙配合率を上げると品質が保てなくなる」との説明を行っていましたが、「環境に負担が少ない」とアピールしておいて、実はそれが嘘(うそ)でした、というのではすんなり納得できるはずもありません。
もちろん、不当な表示をしていた背景には、さまざまな事情があるのでしょう。
自分の会社だけ古紙配合率を低く示せば、他の会社に納入先をとられてしまって競争で負けてしまう、とか……。
昨今、各方面で偽装事件が続いていますが、長年、利潤(りじゅん)を追求することが何より大事だと考えてきたことのつけが、膿(うみ)となってふき出しているような印象を受けないでもありません。
私たち消費者にできることは、まず、厳しい目で品物を見て選ぶことでしょうか。
もっとも、表示に偽りがあってもなかなか素人には見抜けないことも事実ですから、なによりも企業側に一番襟(えり)を正してもらうことが先決でしょう。
(五日市教室A)
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HPのQ&Aのページを一部改訂しました。
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