【講師のらくがきノート】瀬戸内海事典

瀬戸内海事典.jpgズボンを膝(ひざ)までたくしあげると、2センチほどの傷あとがある。
小学生のころ、潮だまりのごつごつした岩場で転んでできた傷だ。
潮だまりは、いつもは深く隠(かく)された海の神秘に触れることができる、かっこうの遊び場だった。


ひらひらと泳いでいくウミウシを、そっと両手にすくったこと。
ヤドカリのせっかくの新居を奪(うば)って、やわらかい腹部をあらわにしたこと。
イソギンチャクの触手のなかに、こわごわ指を差し入れたこと。
そのドキドキ感を、ぼくは一生忘れないだろう。
思えば、磯(いそ)遊びも海水浴も釣りも、すべては瀬戸内海の記憶(きおく)だ。
ぼくだけではない。
広島に住む子ども達にとって、海といえば瀬戸内海のことではないだろうか。
先日、本屋さんで『瀬戸内海事典』なる分厚い本(なんと608ページ!)が平積みされているのを見つけた。
内容は、瀬戸内海に関する3000項目について、テーマ別に読みやすく並べた「読む事典」といったところ。
―瀬戸内海の生い立ちや特色・魚介類、瀬戸内の地質・気象・植物、瀬戸内の風土とくらし、旅の歴史、たべもの、建造物、 祭り・芸能、信仰、女性のはたらき、方言、地名、文学、島を歩く、農業・漁業・工業、海と陸の交通史、関門と瀬戸内海、地中海と瀬戸内海―
などなど、写真も豊富でどのページを読んでも楽しく、また小学生が読めるように配慮(はいりょ)されているのもうれしい。
表紙画像は、出版元の「南々社」HPから、使用許可を得て掲載したもの。
興味がある人は、己斐教室カウンターに置いてあるので、手にとって見てね!
(己斐教室S)
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HPのQ&Aのページを一部改訂しました。
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