それでもI will be…(255)

自販機先週くらいから、教室の自動販売機にもあたたかい飲み物が入りました。
今年は本当に秋がなかったように感じます。
スーツの上着が暑いなあ、とつい最近まで思っていたはずなのに、あたたかい飲み物が入ったときにはほっとしました。
 
今ではスーツの上着はもちろん、シャツの下にはヒートテックインナーがかかせません。
そこまでしていたのに、疲れもあったのか、それとも寒さに負けたのか、インフルエンザの予防接種をうった途端に風邪気味になる始末。
自分も子どもの頃は冬になっても強情をはって半袖で学校に通ったりしたものですが、今、子どもたちの中に半袖の子がいると、こちらの身まで寒い気がします。
妙なところで年齢を感じてしまう瞬間です。

ところで、話は前後したうえに、季節のことからがらりと変わりますが、自動販売機にあたたかい飲み物が入ったときに、子どもたちが話していたあることが聞こえてきました。
それは、なぜ「あたたかい」ではなくて、「あったか~い」なのか、ということです。
言われてみれば、たしかにそうです。
「あつい」はさすがにないとしても、「あたたかい」とか「あたたか~い」でも良さそうなものです。
色々と調べてみると、
・見た目で柔らかい印象を出そうとしている
・「あ た た か い」「つ め た い」と書くよりもまちがえにくい
など、それでいいような、他にも何か理由がありそうな答えしか見つかりませんでした。
これについては、個人的にも答えが知りたいので、飲料関係の方がいらっしゃったら聞いてみたいです。
ちなみに、うちの父は自動販売機関係の会社で働いていますが、果たして知っているのでしょうか……機会があったら聞いてみようと思います。

普段、算国理社とそれぞれの科目を教えている側の私たちですが、子どもたちのこういった着眼点には驚かされることもしばしばあります。
このような柔軟な思考は大人になっても持っていたいものですね。

(五日市教室T)