気になるニュース169回「きぼう」

【問】

2014年3月9日に国際宇宙ステーションにおいて,船長の交代が行われ,日本人初となる国際宇宙ステーションの船長が誕生しました。
この人の名前を答えなさい。

【答】

若田光一

国際宇宙ステーションはISSとも呼ばれおり、地上約400km上空に建設された、人類史上最大の宇宙施設で、その大きさはほぼサッカーコートと同じくらいもあります。
ISSの中は地上の100万分の1しか重力がなく、また周りにはほとんど大気がありません。
そういった特別な環境を利用して、さまざまな実験や研究・観測を行うことで、科学や技術をよりいっそう進歩させ、私たちの生活に役立てることが、ISSの目的となっています。

この計画には世界の15カ国が関わっていますが、日本も日本実験棟「きぼう」や宇宙ステーション補充機などで参加しています。
このステーションには6名のメンバーが交代でおよそ半年間滞在しており、若田さんは今回の第39次長期滞在メンバーのリーダーとなったわけです。

この特別な環境での実験・研究から、すでにさまざまな成果があがってきているそうです。
あなたなら、どんな実験をためしてみたいですか。

(皆実教室T)