それでもI will be…(300)

私事でございますが、報告させていただきます。
1ヶ月ほど前に、このblogでも書かせていただいたのですが、お盆休みに書き上げた小説を、某コンテストに応募しておりました。
3週間ほど前に、1次審査通過の連絡をいただいていたのですが、この度どうにか受賞することができました。
大賞ではないですし、どうにかギリギリ滑り込んだという程度ですが……。
ただ、それでも、大学生から応募してきた様々な賞には落ち続けてきたので、小さなコンテストの小さな賞であっても、私にとっては大きな一歩となりました。
流石に単独で文庫化する規模のコンテストではないのですが、他の受賞作品と合わせた作品集の形で出版される予定です。
ペンネームでの活動ですし、塾講師としての仕事とは切り離して考えておりますので、詳細は書けませんが、何らかの形で生徒達や保護者の方の目に届くことがあれば幸いです。

初投稿から考えれば、初受賞まで8年近くかかりました。
これから受験を控えている生徒達にとっては、中学受験は複数校受験できるとはいえ、それぞれの学校に対しては基本的には一発勝負です。
小説を投稿するように、何回も勝負することはできません。
ですが、人生は中学受験後もまだまだ続きます。
中学受験で成功した人が、大学受験で失敗するかもしれません。
中学受験で第一志望を逃した人が、大学受験では旧帝大や医学部に合格するかもしれません。
偏差値では上の学校に進学せず、スポーツ重視で進学先を決めた人が、何らからのスポーツでプロ選手として活躍するかもしれません。
人生なんて、どうなれば勝ちなのかわからないものです。

だからこそ、6年生は今できることを一生懸命やって、成功しても失敗しても結果を気持ちよく受け止められるように勉強しましょう。
それが、次の段階での成功へと導いてくれると思います。
まだ受験まで時間がある学年の皆さんは、近い中学受験も結構ですが、その先の進路についても考えてみましょう。
そのうえで、自分が行きたい学校や、そのために必要な勉強が見えてくると思います。
私達がしてあげられるのは、中学受験のノウハウと簡単な心構えについて教えるくらいです。
将来へのビジョンは、それぞれの中で大切に作りあげていってください。

(五日市教室T)