気になるニュース第209回 「巨大古墳を発見!」

【問】

奈良県の明日香村には、石舞台古墳と呼ばれる方墳があります。
これは聖徳太子とともに天皇中心の国づくりを進めた豪族のお墓だといわれています。
その人物の名前を答えなさい。

【答】

蘇我馬子

奈良県の中央部に位置する明日香村は、飛鳥時代の宮殿や史跡などが多く発掘されることで知られています。
この明日香村にある小山田遺跡から、7世紀中ごろの巨大な古墳の墳丘の一部の濠(ほり)のあとが見つかりました。
1辺が50m以上もある方墳であると推測され、これは蘇我馬子のお墓であるとされる石舞台古墳以上の大きさとなります。

大きさや造られた時期などから考えて、舒明(じょめい)天皇のお墓ではないか、との説がでていますが、まだはっきりしません。
ところで、塾の歴史を勉強の中で舒明天皇の名前は出てきませんでしたが、中大兄皇子のお父さんと言われれば、だいたいいつごろに人かがわかりますね。

今回の遺跡は学校の建て替え工事をしている時に発見されました。
明日香村にはまだまだ未発見の遺跡がたくさんあるのでは、ともいわれています。
それを聞くとなんだかワクワクしませんか!

(皆実教室T)