それでもIwill be…(9)

edojidai.jpg江戸幕府第5代将軍の徳川綱吉が出した「生類憐れみの令」。
そのとっぴな内容に、先週授業をした5年生のクラスの面々もびっくりしたようだ。
彼が戌年(いぬどし)だったことから、特に犬が大事にされたわけだけど、、猫や鳥はおろか魚や虫にまで及んだというから、とんでもない法律だね。
犬への虐待(ぎゃくたい)を見つけて密告すると、賞金までもらえたらしい。


また、頬にとまった蚊をたたき殺したら職を解かれたとか、ぼうふらが死ぬからドブの水を道にまいてはいけないなど、面白い逸話がでてくるでてくる…
さらに害獣の駆除も禁止されていたため、カラスやけものが人間を恐れなかった、行き倒れの人間が鳥や野犬に襲われる、といった記述まで残るくらいだ。
さて、そんなとんでもないきまりを作った犬公方こと綱吉に対して、怒りをあらわにしたのが、あの水戸黄門で知られる徳川光圀(みとみつくに)だということを知っているかな?
禁を破って領内で大掛かりや野犬狩りをした徳川光圀は、なかでも立派な犬10匹(20とも50とも)の皮をはいで、綱吉に送りつけたりしているんだよね。
もちろん、表向きは献上の品なんだけど、痛烈な皮肉が感じられるでしょ?
そのあと、真意をただそうとする綱吉に対して、さんざん説教をしたという話もある。
さすが黄門様! といったところかな。
(己斐教室S)
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