それでもIwill be…(24)

「単位を覚えよう」
1タームの授業も終盤にさしかかっています。6年生はスタート講座に引き続き、「合同と相似」を学習しています。
今回の勉強で「縮尺」を利用した問題を扱っていますが、スムーズに解答するために必須なのが、「単位をしっかり覚える」ということ。
特に面積の単位をしっかり暗記することが重要です。覚えなければいけない単位を挙げてみます。


k㎡(平方キロメートル)
ha(ヘクタール)
a(アール)
㎡(平方メートル)
c㎡(平方センチメートル)
まずは正方形をイメージして、それぞれがどんな大きさなのか把握してしまいましょう。
1k㎡は1辺が1km(1000m)の正方形の面積
1haは1辺が100mの正方形の面積
1aは1辺が10mの正方形の面積
1㎡は1辺が1mの正方形の面積
1辺の長さで比べてみると順に10倍ずつの割合になっていることがわかります。
ですから、面積は10倍×10倍=100倍の割合になっているので、
1k㎡=100ha
     1ha=100a
        1a=100㎡
となり、1mは100cmですから、
           1㎡=10000c㎡
となります。
上記の単位のきりかえをしっかり覚えておくと、次のような問題を解くときに便利ですよ。
問 縮尺1:25000の地図上で16c㎡の面積は実際には何k㎡ですか。
解き方 縮尺というのは長さを縮めた割合のことですから、面積は1×1:25000×25000となり、1:625000000になります。
ですから、16×625000000(c㎡)が実際の面積になるのですが、この計算を真面目にやって単位をk㎡に直すのは、得策とは言えません。
 式を立てる際に、求めたい単位に戻す式を立ててやればよいのです。
 もちろん25000×25000=625000000とする必要もありません。
 16×25000×25000で実際の面積(ただし、単位はc㎡)になりますから、あとは単位をそろえればよいのです。
shiki_2.jpg
というふうに、分数の形にして、あとは片っ端から約分しましょう。
どうですか? 分母も分子もきれいに約分できて、1(k㎡)となります。
縮尺は思いのほか大きな数字が出てくるので、うまく式を立てて、計算を工夫することが大切なのです。それには単位を正確に覚えておくことが重要なのです。コンパス01まであと少し。6年生のみんな!もう一度、長さの単位、面積の単位を確認しておきましょう。
(五日市教室S)
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アイルでは、新年度のご入会を検討している保護者の方を対象に、下記の通り、入会説明会を予定しております。
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いずれも、横川駅前教室、五日市教室、皆実教室、己斐教室、西条教室の各会場での開催です。
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またあわせて教材の展示なども行っておりますので、お気軽にお越しください。
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