畑のありんこ(92)

200905221253000.jpgテントウムシの成虫幼虫混成部隊によるオカボノアカアブラムシの防除について。
例年のごとくウメの木にアブラムシがつきました。
歯ブラシではらい落としたり、手袋でつぶしたり、牛乳を霧吹きでかけたりとちょこちょこ手を入れる。
…くらいでは到底どうにもならないような数です。こいつら木酢液、きかねえんだよなあ。


今年はさらに光るもの(銀色の缶やアルミホイルなど)を枝にとりつけるなど、早め早めに手をうったので、例年より「まし」ですが(笑)。
ウメの実も、今のところきれい。
えらいもんで、毎年どこからか多くのテントウムシがやってくるのですが、今年は草むらから捕獲してきて木に放つという生体兵器作戦も積極的にとり入れました。
今年はかなりの数の幼虫と蛹、成虫です。
幼虫の脱皮のあとも数知れず。
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一生の間に600~700匹くらいのアブラムシを食べるという観察もあるようで(よく数えたなあ)、すると10頭で7000匹かー。20頭で14000匹。
しかしアブラムシは増えるのも早い。
おそらくテントウムシ一族がかなりいると思いますが、圧倒的劣勢ですので、人間もある程度がんばらねば。娘がまだ戦力にならんのが痛い(笑)。
ちばりよテントウムシ部隊!
…と思っていたら隣家の樋に巣を作っているスズメに食べられたのか、数が減ったりしてます。
ガーン。
朝によくウメの木にとまって、何か啄ばんでるもんなあ。
でも、テントウムシが産卵しているのも発見しました。200905181135000.jpg
おお。負けるな。
畑の概況。
遅れて播種したものも大体発芽し、見た目がにぎやかになってきました。
昨年、幹が虫の食害にあったデラウェアも回復中。
ただ、先日からブドウスカシクロバの姿も二、三見かけています。
エダマメも多めに植えたので、今後マルカメムシとの戦いも予想されます(笑)。
今年はさらに消石灰もまきまくる予定です。
天気晴朗なれど波高し(笑)。
(五日市教室A)