気になるニュース379回「全部で何試合?」

【問】

7月15日決勝戦が行われたサッカーのワールドカップ。
20年ぶりにフランスが優勝を果たしました。
さて、今回の大会では全部で何試合行われたでしょうか?
(本来先週金曜日アップ予定の記事ですが、前回代表からのメッセージに替えさせていただきましたので、遅れて掲載いたします)

【答】

64試合

ロシアで行われた2018年のワールドカップ。
日本代表の健闘もあり、盛り上がりましたね。
さて、今回は算数の勉強だと思って読んでくださいね。

ワールドカップ出場国は全部で32か国です。
予選リーグではこれを4か国ずつ、8つのグループに分けて総当たり戦(リーグ戦)を行います。
4か国の総当たり戦では、(4-1)×4÷2=6(試合)、つまり予選リーグの試合数は6×8=48(試合)ということになりますね。

予選リーグでは上位2か国が決勝トーナメントに進みます。
つまり16か国で決勝トーナメントを争うわけですが、この場合、負けない国が1つだけになるので、16-1=15(試合)行われます。

つまり優勝決定までに48+15=63(試合)ということになり、これに3位決定戦の1試合を加えて、計64試合ということになるんです。
6年生の君たちなら「場合の数」で学習済みですね。

次回2022年のワールドカップ(カタール開催)では、出場国が48か国に増やされるそうです。
これを3か国ずつ16のグループに分けて、総当たりの予選リーグを行い、上位2か国、32チームの決勝トーナメントを行うそうですが、さて2022年の総試合数は何試合になるでしょうか?
アイルの塾生のみなさん、挑戦してみてください。

(アイル代表S)