気になるニュース482回「国勢調査100年」

【問】

2020年の国勢調査がはじまりましたが、この調査を行う国の役所を答えなさい。

【答】

総務省

国勢調査は、日本に住む全ての人・世帯を対象として5年に一度実施する国の最も重要な統計調査です。
外国人の方も対象であり、全ての世帯に回答する義務があります。
調査の項目には、男女の別、出生の年月以外にも、例えば、仕事をしているかどうかや、仕事をしている場合には、どこでどのような仕事をしているか、といったことまでたずねられます。

この調査は総務省が実施しますが、その結果は政府がさまざまな政策を考える際の重要な資料として使われます。
初めての国勢調査は100年前の1920年(大正9年)ですが、100年前と今とを比べると、なかなかおもしろいことがわかります。
第1回の調査では、日本の人口は5569万人と、現在の半分以下であったとのこと。
また、2010年の1億2806万人が我が国最大の人口であり、2015年には統計開始後初めて人口が減少したのだそうです。

さて、この9月中にそれぞれのご家庭に国勢調査の書類が届いていると思います。
5年に1回しか見ることのできないものですので、ぜひその調査内容が書いてある冊子にどんなことが聞かれているかを確認してみてください。

(皆実教室T)