速読っていう言葉を聞いたことがあるかと思います。
国語ができない子のなかには、速読をやれば一気に国語力がアップする…なんて夢を見ている人もいるかもしれませんね。
実は、私もいまから20年以上前に、当時流行していたシステムで速読を少々トレーニングしました。
その経験からいえば、得られるものは少なくないけれども、中学受験に直結する部分が多いわけではない、ということ。

良い点としては、情報処理能力がUPすることでしょうか。
国語でいえば、主人公の気持ちを類推したりするには向かないけれども、全体を大きく把握したり、解答部分を長い文章から見つけ出したりする際には便利です。
もっとも、パソコンのソフトのように脳にダウンロードするだけで使えるようになるならオススメですが、習得にはそれなりの努力や時間が必要です。
ですから、通常の教科学習の時間を割いてまではやる必要はないのでは、と思ってます。
むしろ、中学生や高校生になってから、チャレンジしてみるといいんじゃないかな。
（己斐教室S）
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