畑のありんこ(209)

2011092512050000.jpgデラウェアを一斉に収穫した。
かなりの数がとれたので、少しお向かいさんにおすそ分け。
とっても甘かったというコメントとともにホタテの缶詰になって返ってきた。
おお。わらしべ長者じゃ(笑)。
ありがたいことです。
ブドウゼリーにも加工して食べてみた。
贅沢に使ったので、ほとんどがブドウ。おいしいのなんの。


別の品種も植えたくなってきまして…
実は今、育苗中。再来年くらいにデビューの予定(笑)。
瀬戸ジャイアンツという品種のブドウがあります。
ネオマスカットを親に持つ美しい緑色の、大粒で、皮ごと食べられるブドウです。
ピオーネや安芸クイーンなども美味しいのですが、この瀬戸ジャイアンツ、おいしいですよ。ブドウの醍醐味満喫という感じ(笑)。
川上善兵衛の名前を知っていますか。
日本のワインの父。日本のブドウ生産にも大きな功績を残した人です。
ブドウの品種改良に着手し、マスカットベリーAを開発、また今日本の生産の中心となっているブドウ、巨峰やピオーネなどは彼がアメリカから導入したキャンベルアーリーの血を引いています。
何の分野でもパイオニアといわれる人たちには非常な苦労があったはず。
その端っこの部分をおすそわけしてもらっているのですね。
感謝の気持ちを再確認しつつ、ブドウの水気を楽しむ秋の一日でした。
(五日市教室A)