気になるニュース133回「忘れまじ過去の記憶」

【問】
1995年1月17日早朝に起きた地震の名前は何ですか。
【答】
阪神淡路大震災

1995年1月17日午前5時46分、淡路島・明石海峡付近を震源とする地震が起きました。
マグニチュードは7.3(2011年3月11日の東日本大震災のときの東北地方太平洋沖地震のマグニチュードはなんと9.0でした。これは日本観測史上最大の値です)、近畿地方の広い範囲が被害を受けました。


特に震源に近かった神戸市では被害が大きく、高速道路が倒壊している様子や全域が炎上している市街地の映像などを思い出します。ショッキングな光景でした。
私の親戚の家も被害を受けましたが、幸いにして命には別状ありませんでした。
しかし、このとき不幸にして亡くなった方は6000人を超え、負傷者は約44000名。
亡くなった方の80%はつぶれた建物による圧死だったそうです。
東日本大震災では19000人以上の人が亡くなったり行方不明になったりしています。
家族を失った人の悲しみを想像するだにあまりあります。
そしてやがて起きることが確実視されている東南海地震。
連動して次々と大地震が起こる可能性も指摘されており、地震や津波による死者は3万人から最悪の場合は30万人をこえるとも予想されています。(発生の時刻や季節、規模によって違ってくるわけですね)
この時期が近づくと新聞にも当時を回想して来たるべき災害に警鐘を鳴らす記事が掲載されます。そして時間をかけて少しずつ復興してきたことも。
時間がたつと防災意識が薄れてしまいがちです。
避難場所の確認、非常持ち出しのチェック、近所での協力の申し合わせなど、あらためて確認しておきたいものです。
(五日市教室A)