畑のありんこ(886)

サンショウ庭にヒヨドリの糞から生えてきたサンショウの木があるのですが、結構大きい木になっています。
ブドウの木の北半分の日照を取り合うことになるので、毎年バシバシ切っているのですが、たくましく伸び続け、トゲトゲ人生、いやトゲトゲ植物生か、を邁進しております。
幹が太くなったら切って、すりこぎに加工して使うつもり。

サンショウの葉を教室に持ってきたのは、5年のことわざの学習をしていて、「山椒は小粒でも…」ということわざの「山椒」を知らない、といった生徒がかなり多かったことによります。
お吸い物に浮かべる香りのいい葉だよ、といっても家庭で定番のものではないだろうし、ウナギにかける香辛料、といっても粉のイメージしかないでしょうし…
先日国語の課題で、古い生活に関わる「かまど」「蚊帳」「栓抜き」を答えさせる問題も、三つとも知らない、という生徒が少なくありませんでした。
昭和は遠くなりにけり、なんでしょうね。

(五日市教室A)