畑のありんこ(797)

カテゴリー: ■農藝閑話~畑のありんこ

枝が折れそう昨年けっこう豊作だったミカンが今年も何だかたくさんなって、枝が折れそう。
写真では見えづらいのですが、アーチ状の支柱を下からつっこんで、枝を支えています。3本入れてあります。
枝をあまり更新しなかったので、枝の先の方についた花芽が実になり、そのせいでしなっているのかなとは思うのですが。
そういえば例年より落果も少なかった気がしてきた。

続きを読む

いきものばんざい(147)

カテゴリー: ■いきものばんざい

シオマネキ【左右非対称 ~シオマネキ~】(十脚目スナガニ科)
 オスの片方のはさみが大きいカニとして有名です。このはさみを振る「ウェービング」という行動が、「潮を招いている」ように見えることが名前の由来です。メスへのアピールのほか、体温調節や穴のふたの役目をしていると考えられています。さて、多くの動物は表面的には左右対称です(体の内部の臓器の多くは、その形や配置が左右非対称です。心臓や消化管を思い出してみてください)。シオマネキのように、体の外側に左右非対称が表れているケースはわりと珍しいといえます。他にはヒラメやカレイ、巻貝の仲間。これらは自分を守るための進化から。イワサキセダカヘビというヘビは、ほぼカタツムリしか食べませんが、右巻きのカタツムリを効率よく食べるために、下あごの歯の本数が左右で異なっています。やはり進化は必要の母、なのか?