それでもI will be…(278)

昨日の夜、と言ってもブログに掲載されるのは数日後だと思いますが、自宅のトイレにトイレの花子さんが出没しました。
もちろん、正確には花子さんが出たのかと一瞬頭をよぎるような現象が起こったわけですが。

塾での業務を終え、電車に乗って自宅へと帰りついたのが夜11時前。
それから簡単な食事を作り、風呂に入ったり、小説の執筆をしたりして、深夜2時過ぎから3時くらいにかけて就寝するのが最近の生活リズムになっています(塾生の皆さんは夜更かしは厳禁ですよ)。
昨日もおおむね同じような生活を送り、トイレに行って寝ようと思ったのですが……トイレのドアが開きません。
しかも、中から明かりももれています。
さらに、私は一人暮らしなので、同居人が中にいる可能性はゼロです(若干悲しくなりますが)。
そうなってくると、可能性はかなり絞られます。

①幽霊の類(常識的にあり得ないですが、一瞬頭をよぎりました)
②泥棒が潜んでいる(これも隠れ場所としてはないですが、すぐに玄関の施錠を確認しました)
③鍵の故障(常識的に考えればこれしかありません)

ここまで冷静に考えて、まあ③だろうと考えました。
これで、①や②なら盛り上がるのでしょうが、もちろん正解は③でした。
ただ、この状況に夜中に置かれるとなかなか③以外の可能性を消しきれない自分がいるんですね。
特に②については物騒な世の中ですから、万が一は考えないといけません。
結局、携帯電話の110番を待機させつつ、外からドライバーで錠を回してゆっくり開けてみると……そこには何もいませんでした。
電気をつけたまま、ドアを閉めた際に、ゆるくなっていた鍵が回ってしまっただけでした。

昔から言う、幽霊の正体見たり枯れ尾花、だったわけですが、少なからず緊張感のある夜となりました。
国際的に見れば平和なほうの日本で、こういった警戒を抱かないといけないほど、実は物騒な世の中になりつつあるんだなあ、と思わぬタイミングで思わされた夜でした。

(五日市教室T)