畑のありんこ(495)

デュランタデュランタが咲きました。
紫色が気高さを感じるということで、紫色の品種には「タカラヅカ」と名づけられています。
白花にはトゲがあるそうですが、紫の品種にはありません。
もともと熱帯性の植物ですので、夏の花ということになりますが、沖縄などでは生け垣として植えられていたりします。

ヒマワリやユリのような一点豪華主義的な花もなかなか魅力的ですが、ランタナやサンダンカのような小花が集まって咲いているのを見ると、「微力ながらみんなで頑張ってるぞー」という雰囲気を感じてしまうせいか、擬人化して微笑ましくみてしまいます。

その分、ユリなどは孤高で毅然とした印象を受けますね。

果菜や果樹のように、実際に食べられるという恩恵だけでなく、目に涼やかとか見ていて癒されるといった形にならないものを惜しみなく与えてくれる存在というのも貴重だなあ、と思います。
植物にしてみればただの生存戦略の一環なのではありますが。

ツバメの子育ての第2弾が進行中です。
残念ながら先日、ヒナが1羽落ちて亡くなってしまいました。
発見したときにはもう虫の息で、わずかに動いたりしていましたが、暖めてやっても息はもどりませんでした。
わずかなぬくもりを守ってやれないと、やはり無力感を感じますね…
今は3羽のヒナが育っています。

(五日市教室A)