1月になりましたので、朝に植え替えと剪定を始めました。
早いものはもう花芽が出ています。
ここから3月くらいにかけて、ベリー類、ウメなどのバラ科、柑橘類…と進めていきます。
植物によってどの枝に花が咲いてどう実がつくかも違い、強く剪定するか弱く剪定するかで樹勢も決まってきますので、やはり気を遣います。
この作業を手を抜きすぎるといい成長と収穫は望めませんので、ていねいに…。でもプロではないので毎年不安(笑)。
だから花が咲くとほっとします。
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畑のありんこ(370)
カテゴリー: ■農藝閑話~畑のありんこ今年はメジロの姿をよく見かける。あちこちで見る。
ミカンを半分に切って枝にさしておくと、すぐにやってきます。
というのは、うちのミカンの実をつつく一味がいて、主にヒヨドリたち。
今年はメジロもそれに参加している模様です。
というわけで食べないで…! ということで枝にもらったミカンをさしている。なんか本末転倒のような…(笑)
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畑のありんこ(378)
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22日は朔旦冬至でした。
新月と冬至が重なるのはめずらしいことみたいですね。
月と日の始まりをそこに見て取った昔の人の感性に感心してしまいます。
冬至にはかぼちゃとゆず湯、というのがよく知られていると思いますが、「ん」のつく食べものを食べて運気を呼び込むという風習もあります。
京都では「ん」が二度つく食べ物(なんきんとかぎんなんとか)七種類食べるそうな。
「ん」はいろは・五十音の最後でもありますから、これも始まりを意識してる? と思ったり、音としても「ん」は「うん(運)」を表してるのかな、と思ったりで、われわれのご先祖さまの言葉遊びというか語呂合わせというか、そういった遊び心も感じますね。
先日、近所のコンビニのそばに、例の「春夏冬二升五合」の垂れ幕がかかっていたのですが、娘に説明するのに「二升五合」の件はちょっと困りました。
同じ日に別のところで、「春夏冬中」の看板を発見して、今日はこういったものがやたら目につくなあ、と思いました。
「十三里」=「焼きイモ」。「栗(九里)より(四里)うまい十三里」。
「圀」を「八方ふさがり」。
歌舞伎役者の着物の模様によくあった「鎌輪ぬ」などの絵判じ。
携帯などの絵文字文化もこういったものの延長線上にあるような気がします。
これ、アルファベットだと難しそうだなあ…
さて、冬至に何か「ん」のつくもの食べたっけ? うーん…
と考えてみると、「うんしゅうみかん」を食べてました。よしよし(笑)。
(五日市教室A)
畑のありんこ(368)
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ニンジンの間引きを少ししました。
複数のプランタに時期をずらして種をまいているので、育ち方には差があります。
年間通して自給できる野菜の一つですね。
ニンジンシリシリが食べやすいです。ニンジンシリシリを知ってますか。
ほそく切ったニンジンを卵と一緒に炒めるだけです。
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畑のありんこ(367)
カテゴリー: ■農藝閑話~畑のありんこ川野夏橙と書くと人名のようですが、甘夏のことです。
かわのなつだいだい、と読みます。
夏みかんの枝変わり品種として栽培が盛んになってきた歴史を持つ品種ですが、この枝変わりというのは植物ならではのものです。
「枝」変わりというだけあって、ある植物のある枝にだけ起きる突然変異です。
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畑のありんこ(366)
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近所の人からフェイジョアをもらった。
断面はちょっとグァバに似ていて、五弁の花のようなゼリー状の部分と、ちょっとシャリシャリするかたい果肉の部分とがあります。
香りもさわやかですが底に熱帯系果実特有の濃厚なものも感じられます。
以前近くの公民館祭りのときに山積みになったフェイジョアが売られてましたが、今回もらったのより小ぶりだったので、近くで栽培している人が何人もいるのでしょう。
ひそかなブーム…なのかな?
シャリシャリするのは「石細胞」と呼ばれるものが果肉中にあるからです。ナシと同じ。
リグニンという木化のための成分、セルロース(繊維素)、二酸化珪素(鉱物が多いですが、生体内にも含まれているそうです)などがたまったもの。
ちなみに日本なしはそのザラザラした食感から「サンドペア(砂の梨)」というそうです。
最初は種子を守るため、種子まわりに多いそうですが、実が熟すと果実全体に散らばるそうです。
うまくできてますねえ。
実のなる植物はいかに子孫を広げるかに知恵を絞って、実をおいしくして動物を呼ぶ、でも種子は守るという進化をしてきたわけですが、ほんと感心させられます。
ちなみに、うちにもフェイジョアの鉢があります。受粉樹がないので花を楽しむためなのですが、もう少し先ですかね。
次はもう少し強めに剪定してみよう。
(五日市教室A)
畑のありんこ(365)
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紅葉が美しい季節が続いていますが、庭のブルーベリーも赤くなっています。
花と実と、そのあと紅葉となかなかに楽しめる植物です。
さてなぜ紅葉して、落葉するのか。
緑色だった葉も、日照が減るとクロロフィルが分解されると同時に、葉柄のつけねの部分に水を通さない離層という部分ができます。
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