畑のありんこ(328)

カテゴリー: ■農藝閑話~畑のありんこ

2014022213340000菜の花の蕾が出始めました。
主蕾を摘んでも脇芽が伸びてきますので、比較的長く収穫できます。
ほろ苦い春の味。

アブラナはこれまた理科でよく登場する植物でもあります。
花びらが4枚というのも特徴的で、花弁の数が3枚、5枚、8枚…とフィボナッチ数列といわれる数が基本になっている植物の世界ではめずらしいことになります。
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畑のありんこ(327)

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2014021715580000スイセンが咲いています。
雪中花ともいいます。

香りがすごく高く、お手洗いにおいておけば芳香剤顔負けの香りで満たされます。
花弁は6枚ありますが、うち外側3枚は萼(がく)由来のものです。
チューリップやユリ、アヤメの仲間なども同じで、さらにクレマチスにいたっては花弁はなく、花びらに見えるのはすべて萼なんだそうです。

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畑のありんこ(325)

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setubun節分でした。
文字通り季節を分ける日ですから、年に4回あるのですが、江戸時代以降は主に立春の前日をさします。旧暦ではここが年の変わりめです。

平安時代からの風習ですから、長く続いているものです。
邪気を祓うために豆を撒くだけではなくて他にもいろいろ宮中ではやっていたみたいです。
弓を鳴らす。太鼓をたたく。
うちでも柊鰯をしてみました。ただし柊がなかったので同じく棘のある山椒の枝で。
撒いたのは殻付きの落花生(笑)。こんなんで大丈夫かな。

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畑のありんこ(324)

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2014012711220001春になると何を植えようかと頭をめぐらせます。
その結果毎年似たようなものに落ち着くんですけどね(笑)。
今年の春は昨年株が腐ってしまったアスパラガスの第二期生と、ジャガイモを植えようかと思っています。
ニンジンは一旦全部収穫して、次の播種に備えます。
畑は今スナップとダイコンだけになりました。

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畑のありんこ(323)

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2014012015270000ブロッコリーの蕾が大きくなってきました。
うちの庭では季節を問わず植えられている野菜のひとつですが、寒い中でもちゃんと少しずつ成長していくんだなあ、と毎年感心してしまいます。
うまく育つと結構大きくなるうえに、収穫後に脇芽がかなりの数でますので、施肥を続けてやれば、脇芽だけで結構な量がとれます。
たぶん、2つ分くらいにはなるんじゃないかな。
しかも脇芽は小さいので切り分ける必要がないというスグレモノ。
結構重宝しています。

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畑のありんこ(322)

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2014010719250001七草粥ならぬ七草鍋をしました。
家にあるものばかり。
ダイコン、カブ、ミツバ、春菊、青梗菜、小松菜と、生えてたハコベです。
こないだテレビで地産地消のひとつとして放送していたレモン鍋とあわせて七草レモン鍋。
近くのかきのき村で買ってきたレモンは大ぶりでした。
さわやかでおいしかったです。

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畑のありんこ(321)

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2014010608470000あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

注連飾りを妻が講習会で作ってきました。
神社の注連縄と同じで、聖域を示す結界の役割を持ちます。
年神さまをお迎えし、家の中にいらっしゃる、ということを表しているそうです。
今では正月しか「ダイダイ」とか「ウラジロ」とか言わないでしょうね。いや、正月でももう使わないかもしれません。

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畑のありんこ(319)

カテゴリー: ■農藝閑話~畑のありんこ

2013121612290000自家製甘酒を使っています。
「飲む点滴」といわれるほど栄養豊富で、風邪の予防や夏バテ防止の栄養剤として古来愛飲されてきたものです。
古いものは古事記に記録が見えるそうです。
うちではシークヮーサーをしぼってお湯割りにしたり、煮物に加えて味付けに使ったりしています。

ご飯と麹で作るわけですが、この麹が奥が深い。
まさに日本の食文化を支える微生物なのです。

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