畑のありんこ(447)

ツバメ動物の話が続きます。
以前紹介したツバメの子育てですが、だいぶ羽も生え揃い、巣立ち間近になっています。
ヒナは3羽です。

この1ヶ月で、ツバメの警戒音をたびたび耳にして、覚えてしまいました。
うちにいるときにこの声を聞くと、「なんだなんだ…」と玄関を確認にいくこともたびたび。
近所の人の話ではネコかヒヨドリに巣を壊されて死んでしまったヒナもいるとのことで、我が家に縁あって巣をかけたツバメゆえ、気になってしまうわけです。

ある時はネコ(前話に出てきたやつらの1匹です)を急降下して威嚇していました。
ある時はカラスが近くの電線にとまったとき、警戒音が続くとともにだんだんツバメの数が増えてきて、最後には7羽でカラスを猛追していました。
(こないだはヒヨドリがヒナを守るためにカラスを威嚇してました。)
親は必死。
自然界も人間も同じだ、と再認識した次第です。

親がいなくてもたくましく巣立っていく生き物もいます。
セミの幼虫が庭から顔を出していました。

セミ幼虫

今夜あたり、羽化すると思います。

以前読んだ「セミくんいよいよこんやです」(工藤ノリコ)という絵本を思い出すたび、泣きそうになってしまいます。
生き物って、すばらしい。

(五日市教室A)